さつき園の入居者様が書道の師範をお持ちで、数年前まで書道教室を開かれていたこともあり、さつき園でも書道教室を開催することが決定いたしました。
丘珠にある丘珠わんぱくクラブに通う児童を対象に、
中高学年と低学年に日程を分け、
月1回ずつ活動を行っていく予定です。
写真は先生(入居者様)が初回の活動時に新しい筆のおろし方を伝えている姿。
書くことだけではなく、
書道にまつわる所作すべてを丁寧に教えていただける先生。
職員も一緒に習いたい!
2回目の中高学年の書道体験では、
参加した中高学年が早々と準備を始めており、
それを眺める入居者様。
次回の活動からは、準備でき次第、先生の居室まで生徒が迎えに行くことになりました。
書道に触れてほしい
書道を楽しんでほしい
先生以外にもお手伝いをしていただける入居者様の温かみのある児童への声掛け。
必ず「あなたとってもいい字書くわね。」
「ここ、とっても上手!」
と何度もほめながら、書き方を伝えていました。
低学年の活動では、文字ではなく、記号や線のひき方などを中心に行いました。
高学年もお手伝いとして参加してくれ、準備や片付けを率先して行っていただける姿には、参加された入居者様も職員も驚きました。
さすが、高学年!
先生が書いたお手本をよく見て、
先生に筆の使い方を教えてもらいながら、
普段は元気いっぱいにお外で遊んでいるわんぱくの児童が、静かに落ち着いて書道を楽しまれています。
普段はじっと座っていることがない子なんですよ、とわんぱくの指導員が先生に一言。
元気な小学生がこうして書道を楽しむ姿に、先生も感激していました。
準備を含めて1時間ほどの活動。
お片付けでは先生が筆の洗い方を教えながら、児童もテキパキ動きます。
最後は先生から一言。
「みんなが書いてくれた素敵な書をさつき園に飾ることにしました。これからも一緒に書道を楽しみましょう。」
今後も活動を継続してまいります。
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